修复失信信息とは、信用情報機関に登録されている自身の信用情報を修正または削除することです。信用情報は、クレジットカードやローンの利用状況、滞納履歴などが記録されており、金融機関が融資や口座開設の審査に利用します。失信情報が登録されてしまうと、ローンやクレジットカードの審査が通らなかったり、限度額が低くなったりするなど、日常生活に悪影響を及ぼす可能性があります。
失信情報を確認するには、信用情報機関に開示請求を行います。主な信用情報機関は下記の3社です。
日本信用情報機構（JICC）
シー・アイ・シー（CIC）
全国銀行個人信用情報センター（KSC）
各機関のウェブサイトまたは窓口で開示請求を行うことができます。開示には手数料がかかり、開示される情報は開示請求日時点の情報となります。
失信情報に誤りがある場合は、信用情報機関に異議申し立てを行います。申し立てが認められれば、誤った情報は修正または削除されます。ただし、正しい情報の場合は修正や削除はできません。
失信情報を予防するには、次のようなことに注意しましょう。
返済期日を厳守する
複数のクレジットカードやローンを同時に申し込まない
借入金額を収入に見合った額にする
連帯保証人にならない
失信情報が登録されてしまったら、支払いの遅延を繰り返さないことが重要です。また、信用情報機関に異議申し立てを行うことで、正当な理由がある場合には失信情報を削除できる可能性があります。
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